今回は、留学中に彼氏の気持ちが離れてしまい、復縁にも失敗したomuronさんの体験談をご紹介します。
【復縁失敗談】
私:omuron (24歳) 会社員
元カレ:25歳 会社員
大学に入学したころ、人生で初めての彼氏ができました。それが元カレです。
他大学との合同サークルに入っていた私は、そこで出会った彼と付き合うことになりました。当時わたしは未成年、元カレは1つ年上の20歳でした。
初めて出会ったとき、彼からの視線を感じて違和感から始まりました。
視線をたどると、マッシュのような変わった髪型でいわゆる古着系お洒落さんが肩をすぼめてこちらをみていました。
その場ではあまり話すこともなく違和感に終わったのですが、何故か彼の事が後から気になり、SNSを使ってコンタクトをとりました。
今思えば、高校時代まともに付き合ったこともないわたしにとって、彼からの視線は恥ずかしながらも嬉しい違和感だったのかもしれません。
それから何度か会い、買い物や公園デートを重ね元カレから告白されて付き合うことになりました。
初彼のわたしはルンルンでデートを重ね、彼とのふたりファッションを楽しんだり、彼のお家に遊びに行ったりもしました。
似たコーデをしたり、デートの日に彼の服装を考えてあれにしよかこれにしようかと悩む日々も幸せに感じていました。
そんな幸せ真っ盛りの中、私はもとより決めていた留学に行くことになりました。
まさに付き合いだして半年ほどの絶頂期とも言われるころに、遠距離です。
元カレに言い出すのは本当に勇気がいりました。伝えたところ、初めは驚いていましたが、「仕方ない。大丈夫。毎日連絡してね!」と理解を示してくれました。
私が渡航する時には空港まで来てくれてお見送りをしてくれました。
泣いてしまった彼をみて私も泣けてきてしまい、、、抱き合ってから、いってくるね。をしました。
それから数ヶ月間、元カレに励まされながら、初めは辛かった私の留学生活は段々と落ち着いてきました。
手を抜くところ、頑張るところが掴めてきたような状態です。
そんなころ、段々彼からの返事に時間がかかるようになってきました。
嫌な予感がするなぁと思い、離れていって欲しくないからここで引き止めねば!と思った私は、声を聞きたいから電話しようという話を持ちかけました。
すると、彼の声は気だるく、元気がなく、あまり話したがらない様子でした。
理由を聞いたところ、渋々、「最近好きかどうかわからない」と、漏らしました。
私はショックでしたが、仕方ないことかもしれないと思い、少し距離を置くことにしました。
これまで毎日連絡していたのを、数日に一回程度に減らすことにしました。
留学を始めて1年後、ちょうど私の誕生日に帰国して彼と会う約束をしていたので、そこでまだ好きな気持ちを伝えようと思っていました。
そして帰国後、彼と会う当日になりました。その日の彼はなんだかフワフワしていて、いつもより楽しそうでした。
買い物や公園デートをして、ディナーの前、彼は私に「今日は大事なプレゼントがあるんだ。楽しみにしててね。」と言ってディナーに連れていってくれて、
誕生日ケーキと一緒にイヤリングをくれました。
これはもう、戻りたい気持ちを伝えなきゃ、そう思いました。
ディナーを終えた帰り道、私は切り出しました。
「そういえば、最近どう?なんか変わりあった?」
「、、、」
「ん?どうしたの?」
「実は。言いたいことがあって。言いにくいんだけど、やっぱり伝えたくて。」
「うん。いいよ、聞きたい!(これは向こうから来てくれる??)」
盛り上がる私に矢が刺さりました。
「好きなこ、できたんだよね。後輩。」
「、、、、(は?)、、、。」
正直、その後のことはあまり覚えていないです。
ただ、その時の私には、友達に戻るしか選択肢はありませんでした。
まだ好きなんだ、の一言を伝える自信は無く、ただ、遠くに行ってしまった彼の楽しそうな新しい恋の話を、友人としてでもいいから聞いていたいと、
それだけしか、出来ませんでした。
その元カレとは、今はもう絶縁状態です。まだ戻りたいと思っていたことも伝えぬまま、今どこで何をしているかもわかりません。
復縁しようと思って話かけるトライはしてみましたが、彼の思いがけないひとことに足がすくんだ、そんな状況でした。
あの時、ほんとうの気持ちを伝えられていたら何か違ったかもしれません。
また恋人に戻れていたかはわからないけど、せめて絶縁にはならなかったかもしれません。
未だにあの時のことを思い出し、気持ちを伝えておけばよかったと後悔することがあります。
好きな人に好きと言えるチャンスはいつでもあるわけではないです。
気づいたらその機会は消えてしまっているかもしれない。
あなたがしようか迷っているその行動は今しかできないかもしれない。その行動が人生を変えるかもしれない。今でも教訓にしています。
遠距離で彼の気持ちが離れ、復縁したいと言い出せなかった
留学をきっかけに、元カレとの心の距離が離れてしまったomuronさん。
帰国後のデートは良い雰囲気でしたが、まさかの好きな子ができたという元カレからの告白。
その言葉を受け、「やっぱり好き」というセリフを元カレに言えなくなってしまったomuronさん。
そうして元カレと絶縁状態になってしまった事を、未だに後悔する事があるそうです。
復縁したい人へのアドバイス
「好きな人に好きと言えるチャンスはいつでもあるわけではない」
omuronさんのこの言葉、すごく心に刺さります。
好きな人がいつまでも自分のそばにいてくれるとは限らない。好きな人と自分の気持ちが常に一緒とは限らない。
だから、お互いの気持ちの確認・伝え合いがすごく大切。復縁や遠距離に限らず、恋愛全般に言える事です。
確かに、「まだ好き」「復縁したい」このセリフを元カレに伝えるのは、勇気が要る事です。
でも、「いつか言おう」が永遠に訪れない事もあります。それで後悔しても、以前の彼との関係にはもう戻れません。
告白して傷つくのも辛いですが、気持ちを伝えられなかった事をずっと悩み抱え込むのは、もっと辛いです。
あなたも復縁したい元カレがいるなら、ぜひ後悔のないよう行動して下さい。
omuronさん、体験談のご提供、ありがとうございました。