好きな人とやっとのデートにこぎつけたはいいけど、イマイチ何をして良いかわからず、当り障りのない会話をして終わった…。そんな経験はありませんか?

初デートや、まだ彼氏彼女ではない段階でのデートでは、お互い緊張してこうなるのも無理はありません。

でも、せっかく好きな人と二人きりのデートですから、これをきっかけにより親密な関係を築きたいですよね。

そんな時のために、心理学を使って相手との心の距離を縮めるデート必勝法をご紹介します。

コミュニケーションには2種類ある

2ステップコミュニケーション(二項関係)、もしくは3ステップコミュニケーション(三項関係)という言葉をご存知でしょうか。

本来は赤ちゃんの発育段階を表す言葉で、一種のコミュニケーション技法のことを指します。

恋愛の場でも大いに活用することができるこの技法について、まずは詳しく説明していきます。

2ステップコミュニケーションとは?

例えば、『赤ちゃんと大人』といった1対1でのコミュニケーションのことを指します。この場合なら、くすぐり遊びや、いないいないばあ遊びです。

赤ちゃんと大人の間でのみ情報を共有するコミュニケーションで、ここでの大きなポイントは『お互いを』『共有する』ということです。

3ステップコミュニケーションとは?

先ほどの例で言えば、『赤ちゃんと物と大人』という、3つの要素を介したコミュニケーション技法のことを指します。

例えば、赤ちゃんがボールを持って遊んでいるときに『それちょうだい』といって大人がボールをもらいます。赤ちゃんがまたボールを欲しそうにしたら、『はい、どうぞ』といってボールを返すのです。

この行動によって赤ちゃんはおもちゃを通じて大人とコミュニケーションを取り、遊ぶ楽しさを実感・学習します。ここでの大きなポイントは、『同じものを』『お互いに』『共有する』ということです。

ボールという物を活用する事で、二人のコミュニケーションがより円滑に・活発になるのです。この3ステップコミュニケーションをデートの時に意識すると、ぐっと2人の距離を縮めることができるのです。

デートでは同じものを共有しよう

恋愛においての2ステップコミュニケーションは、『好きな音楽は?』『出身地はどこ?』などといった、相手と自分だけで完結する会話のことです。

そして3ステップコミュニケーションは、同じアクティビティをするなど、相手と同じ体験を共有することです。ボーリングやボルダリングを2人で一緒にやる、そんな感じです。

初めの頃など、まだまだお互いの距離を探っているような状況でのデートは、ついつい2ステップコミュニケーションに偏りがちです。興味があるのでお互いのことを話題にしてしまうのも分かるのですが、これではすぐに会話が続かなくなってしまいます。1回目のデートでお互いのことを全て聞いてしまったら、次のデートは質問が尽きて困ってしまいますよね。

そうならないためにも、話題となる出来事を自らデートのプランに盛り込むのです。イベントに一緒に行く、旅行に行くなど特別なことを意識する必要はありません。公園を散歩したり、映画を見に行くだけでも、共通の話題ができます。

大事なことは、一緒に共有したものについてお互いに感想や意見を交わすことです。お互いのことを質問し合うよりも会話が広がりますし、物を媒体とすることで、相手の意見や好みを自然に知ることができます。

このように3ステップコミュニケーションは、2人の距離をより近くするために有効な技法なのです。ぜひデートの際に活用したいですね。

理想的な距離の近づけ方

前途したように、まずは2人で同じ体験を共有できるデートを繰り返すことをお勧めします。今までの関係からもう少し親密な関係にステップアップできるまで、しばらくは共有できる物の力(3ステップコミュニケーションの力)を借りるのです。

それからだんだんと『お互いについて』話していく、2ステップコミュニケーションに移行するのが理想的な距離の近づけ方です。

最初は話題を他の物に頼っていたとしても、そのうち必要なくなります。お互いの中に相手の情報が蓄積されますし、共有した体験が以前よりも増えるので、共通の話題が多くなるため会話に困ることがなくなるのです。

そうなってからゆっくりとリラックした状態で、お互いのことを深く掘り下げて話せるのが、理想的な距離の近づけ方です。

恋愛は頭でするものではありませんが、知識があればしなくても良い苦労や悩みを避けることにつながります。こうした心理学知り、小さな知識を活用することで、恋愛を上手に進めることができるのです。